お店を持って成功させるための第一歩は、「だれに・なにを・どのように」提供するのか?を固めることです。
そうでないとニーズを掴むための調査ができませんし、それどころかお店を開く場所も決まりません。
具体的には、「だれに→男性か女性か、年齢層はどのあたりか、どの地域の人か、学生かサラリーマンか住民か、車来店か徒歩来店か、どのような特性を持つ人か」「なにを→どんな商品やサービスを提供するか、差別化をどうするか(価格帯を含む)」「どのように→提供する時間帯をどうするか、店内の滞留時間をどうするか(滞留時間を長くして客単価を高めるか、高速回転で来店数を稼ぐか)」などを検討します。
とはいえ、何よりも一番大切なのは、店主が「どのような店を開きたいか」です。
それが固まれば、対象を定めたニーズの調査や立地の選定も具体的に動き出せるようになります。
商売を成功させるためには、準備が本当に大切です。
独立してお店を持つ前に、経済や経営環境の調査と事業資金の確保やノウハウの蓄積も必要です。
特に飲食店や物販店などのお店は通販と違って、お客様がその場所まで来て店内に入り、リアルに商品を確認していただいてから店側で注文を受けて、初めて取引が成り立ちます。
お客様がお店まで足を運んでいただけるようになるまでも大変ですが、そこでニーズと商品やサービスとのミスマッチがあれば取引は成立せず、チャンスは他のお店に逃げて行きます。
とはいえ、成功している個人のお店もありますので、実際にそんなお店に行き、成功の秘訣を自分の五感で確かめることが重要です。
続きは、次の投稿で書かせていただきます。
最後まで読んでいただき、有難うございました。