「強み」というと、分かったようでよく分からないものだと思います。
分かりやすくするため、少々荒っぽい言い方をすれば、「強み」とは、お客様を満足させることができる能力です。
飲食店で例えると、お客様が満足できる料理・接客・価格・清潔感・店の内外装・照明計画などを実現できる力です。
個人や小資本の企業が飲食店を出店する場合、きちんとターゲットを決めないと、幅広い好みにお店を合わせる必要があり、莫大な費用がかかってしまいます。
ですから、「だれに、なにを、どのように」を明確にしてお店のコンセプトを決定し、ターゲットとするお客様が好む料理をメニュー化し、許容される価格設定を行い、内外装や照明計画で好まれる非日常空間を演出する必要があります。
ただ、難しいのはここからです。
料理の品揃えはどうするのか、サイドメニューはどうするのか、従業員教育はどうするのか、マニュアルはどうするのか、内外装の予算はいくらかけるのか、店内照度はどうするのか・・・
お店のオーナー1人では、おそらくオープンまでに莫大な時間を消費することになるでしょう。
もし、テナントビルを契約しているのであれば、オープンまでに時間がかかりすぎると、その分の家賃がロスになってしまいます。
そうなると、資金調達を見直す必要が出てきます。
これらの解決策としてお勧めしたいのは、一つ一つの課題を、細かく分解して小さな結論を積み重ねていく思考法です。
小さな結論を積み重ねていき、大きな課題の解決を逆算的に図る方法です。
続きは、次回の投稿で書かせていただきます。
最後までお読みいただき、有難うございました。